カール・テホ・ドライヤー『裁かるるジャンヌ』(1927)@アテネフランセ文化センター

サイレント映画の金字塔であるこの作品をようやく劇場で見られる時が来た。今までDVDで見るのを辛抱していた甲斐があったというものだが、ただこのような金字塔を見る時にありがちな邪念というか、映画史的な余計な視点を横切らせながら見てしまった感もあり、十分に楽しめたかどうかは疑問だ。(松下)