フセヴォロド・プドフキン『聖ペテルブルクの最後』(1927)@アテネフランセ文化センター

サイレント期のソビエト映画を見ていつも思うのだが、ロシア人はどうしてこれほど恐い顔をしているのだろうか。もちろん、過剰なまでに駆使されるモンタージュ技法がその迫力を増幅させているのだが、それにしても男も女もみな殺気立っていて、いかにも強そうだ。(松下)