鈴木則文『コータローまかりとおる!』(1984)@シネマヴェーラ渋谷

冒頭の学園コミックの醍醐味といえる女子のパンティとコータローの長髪をめぐる逃走劇は爽快だが、若干アクションシーンが多すぎて退屈するところもあった。それにしてもコミックのギャクが同等に映画で再現されていること自体驚きだし、登場人物のキャラは過剰に立っていて、ベタを通り越してここまで来るとたまらなく笑える。(松下)